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豆知識

豆知識5 国造本紀

「豆知識4 ヤマト王権の地方経営」で「国造制」について説明した。実はこの各地の「国造」の系譜を記した資料がある。平安時代初期に編纂されたといわれる歴史書『先代旧事本紀 (せんだいくじほんぎ)』略して『旧事本紀』の巻第 10 の「国造本紀」で...
第一集 香取海を巡る神々

香取海を巡る神々 11.息栖神社

江戸時代に大流行した「東国三社詣」は、利根川沿いの「木下河岸(きおろしかし)」を出発し、船(木下茶船)で「東国三社」を回ったのだそうだ。今でいうバスツアーのようなものだが、江戸中期には人数にすると年間 4700 人、一日あたり 46 人が詣...
第二集 謎のオオ氏を探せ!

謎のオオ氏を探せ! 4.多神社② 神社の性格

では、「多神社」についてもう少し詳しく見ていくことにしよう。ポイントはつぎの 4 点である。順に検討していこう。神社の規模神社の名前と祭神神社の位置とその意味神社の性格神社の規模 表 4-1 は大和にある主な神社の規模を 8 世紀始~ 10...
第二集 謎のオオ氏を探せ!

謎のオオ氏を探せ! 3.多神社① 探訪記

「大和西大寺駅」で近鉄奈良線から「橿原神宮前」行きの橿原線へ乗り換える。2023 年 7 月の暑い朝だった。私は以前「大和西大寺駅」から一駅京都側に行った「平城駅」の近くに住んでいたので土地勘はある。橿原線にも何度も乗った。この路線は「大和...
第三集 鉄に魅せられた神々

鉄に魅せられた神々 2.「常陸国風土記」に見える鹿島の鉄の検討① 砂鉄

「第一集 香取海を巡る神々」の最初に「鹿島神宮」を取り上げたが、この時点から「古代における鉄」の探索に引き込まれていくことになった。「鹿島神宮③」の冒頭では「常陸国風土記」のつぎの文章を引用した。慶雲元年(七○四)に、国の司(つかさ)采女(...
第三集 鉄に魅せられた神々

鉄に魅せられた神々 1. はじめに

たたら炉 「神々の坐すところ」の第三集として、「鉄に魅せられた神々」というテーマで「古代の鉄」を中心にいろいろ書いていこうと思う。ここでは「第一集 香取海を巡る神々」や「第二集 幻のオウ氏を探せ」とは違った書き方をしようと考えている。一・二...
第二集 謎のオオ氏を探せ!

謎のオオ氏を探せ! 2.始祖「神八井耳命」について

耳無山(右)と畝傍山(左)神八井耳命の伝承「オオ氏」の始祖は「神八井耳命(カムヤイノミコト)」だが、古事記では「神武天皇」と「大物主」の子である「伊須気余理比売(イスケヨリヒメ)」の間にできた第二子とされる。日本書紀でも同じ記事が見られるが...
第二集 謎のオオ氏を探せ!

謎のオオ氏を探せ! 1.はじめに

第一集「香取海を巡る神々」の中で、古代の氏族の一つである「オオ氏」が登場した。「潮来」にある「大生(おおう)古墳群」や「大生神社」はこの「オオ氏」の墓であり、祭祀する神社であった。また、「大生神社」は「元鹿島の宮」と称していて、「鹿島神宮」...
第一集 香取海を巡る神々

香取海を巡る神々 10.大生神社③ 大生古墳群の発掘調査とタケカシマノミコト

注文していた本が届いた。大場磐雄氏らが執筆した「常陸大生古墳群」だ。「茨城県行方郡潮来町教育委員会」の発行で昭和 46 年の古い本である。インターネットで注文したのだが、わざわざ古本屋まで足を運ばずとも、全国の古書店の蔵書を一覧でき、簡単に...
第一集 香取海を巡る神々

香取海を巡る神々 9.大生神社② 「元鹿島」の謎に迫る

「元鹿島」の意味  では、なぜ「元鹿島」と呼ばれるのかについて検討していこう。大和岩雄氏は「大生神社」(「日本の神々 神社と聖地 11 関東」)の中で、「大生神社」と「鹿島神宮」の関係を明らかにする 4 つの資料を紹介している。その資料とは...